コーチングとは

潜在能力を引き出す専門技術

コーチングとは相手の話に耳を傾け、質問などをして相手の内面にある答えを引き出す目標達成の専門技術です。
主な役割は「目標達成の支援」「頭の整理」「ビリーフ(邪魔する信念)の解消」ですが、コーチングでは目標達成それ自体ではなく「どれだけ早く、そして、簡単に目標を達成するか」という部分に力を入れます。
そのためコーチは専門的な質問をかけたり、目標を見える形にしながら、クライアントの潜在能力を引き出して確実に前に進めるためのプロセスを作り出します。

思考のクセに気づくプロセス

人はそれぞれ過去の経験や知識によって、その人特有の「思考のクセ」を持ちます。この思考のクセと、本来ある価値観にズレが生じることで、仕事や健康面に問題をもたらす原因となります。 コーチングを通して、価値観に気づき、思考のクセのズレの発生要因を見つけ、修正していきます。

コンサルやティーチングとの違い

一般にある、集団型のティーチングでは、型にはまった論理を共有し、事例に沿って「特定のパターン」を教えアプローチです。コンサルティングでは、「知らない」を前提に、伝えたことをとにかくやる「行動論」がベースとなります。そこに人の感情を介在させず、理論に沿ってやらないと変わらない、変わりたければとにかく動けといった側面を持っていると言えます。

一方で、コーチングは脳メカニズムや⼼理的な部分に働きかけるパーソナライズ的なアプローチを行います。「相⼿の中にある答え」を引き出すため、あらゆる角度から質問を行い、自然と動ける方法を創り出します。
相⼿に合わせて自己認識を⾼め、相⼿の中に潜在的にある⾃⼰実現の欲求を育てて問題を解決します。

カウンセリングとの違い

一般的に、カウンセリングも⼼理的な部分に働きかけるパーソナライズ的なアプローチを行います。一方で、コーチングと違う点は、セッションの目的(ゴール)です。

カウンセリングの場合、メンタルの不調などを受け止めて、クライアントの悩みを解消するための「共感」に比重を置き、相談役のような立ち位置ですが、コーチングの場合は、「共感」より、より良い状態を「引き出す」ことを目的とし、質問を中心にセッションを行います。

コーチングで解消できる問題

モチベーションが続かず、頑張れない思考を失くす

大前提として人の脳は本能的に“行動せずエネルギーを温存する”ようにプログラムされています。動かないのが自然であり、自分に必要のないことはやりません。
その上で、人が動くメカニズムを探求し、やる気のホルモン「ドーパミン」がでやすい行動プランをつくります。どのような時に行動を起こすのか、個々それぞれのパターンを分析していくことで自然と行動できる状態を生み出します。

ストレスを手放して、病人でいる事をやめる

人の脳は、我慢することでストレスホルモンであるコルチゾールが放出されます。適度なコルチゾールは活動に必要ですが、慢性的なストレスが続くことでその対象に対して脅威や敵意を感じ、拒否反応が生まれます。どちらでもいい事も「~しなければ」「~できない」と誤解すると、「人生はコントロールできない」と錯覚します。この「誤解・錯覚」を解消するために、思考のクセや日々の言動を調整していきます。

やりたい事を膨らませ、内的感覚に意識を向ける

一般的に広がっているコーチの指導のほとんどは外的環境(=どんな行動をするのか)に重点が置かれがちですが、最も重要なのは内的環境(=その行動によって何を満たしたいのか)です。
注力すべきは、古典的な「根性論」や「行動論」ではなく、「今この瞬間」を感じさせることで、本来ある欲を生み出していきます。これもトレーニングを通じて意識のシフトチェンジを行います。

自分らしさを大切に「自己確立」をする

ライフブランディングでは無理に行っていることを手放すように意識を向けていきます。
ストレスがかかることは自分の素質ではない能力を使用している可能性が高く、無意識的に嫌悪感を感じています。自分の中にある才能や素質は、本来頑張らなくてもできるものです。質問をかけることで自身の素質に気づき、その要素を無理に頑張ることの代わりに生かしていきます。自身の持つ信念や価値観が同じ方向を向くとき、潜在能力は爆発的に高まり、ビジネス面での成果も大きく成長します。

ウェルビーイングな幸福を手に入れる

ドーパミンは行動を促すホルモンですが、目標を達成した瞬間に放出されなくなります。そのため頑張る、とにかくやる、ノルマ、成果を出すというドーパミン主体の行動はその後の虚無感が強まり、この欠乏感が埋まることはありません。またドーパミンは使いすぎると幸せホルモンのセロトニンが不足するため、うつ病になりやすくなるといわれています。
ライフブランディングではセロトニン的な幸福、真の自分らしさ、幸せとは?を追求し、一人ひとりが自ら望んで行動し、その結果として自然と成果につながる状態をつくります。

コーチングで扱う領域

テーマ例

  • 仕事にやりがいを感じられない
  • 成績が伸びない
  • お金に対する不安を払拭したい
  • 起業したいが不安がある
  • メンタルを整え病気をやめたい
  • ダイエットを成功させたい
  • 人づきあいで悩んでいる
  • パートナーと上手くいかない
  • 将来に漠然とした不安がある
  • 自分のやりたい事が分からない
  • 本番に強いメンタルになりたい
  • 身体パフォーマンスを上げたい

体験コーチング